リウマチ・膠原病内科

診療内容

リウマチ・膠原病疾患の正確な診断と最新の知見に基づき専門的な治療を提供します。

当院は2017年4月からリウマチ・膠原病内科常勤医師体制となり外来だけでなく入院診療も可能となりました。専門医が丁寧な診察、検査を行い正確な診断、根拠に基づいた治療を実践します。そしてリウマチ財団登録リウマチケア看護師・登録薬剤師、日本リウマチ学会登録ソノグラファー(関節エコー専門の検査技師)などが多職種専門職チームで患者さんに関わることで安心した医療を提供することを目指しています。病状によっては各診療科専門医と連携し治療し、重篤で高度な検査、治療が必要な場合には広島大学病院リウマチ膠原病科と密な連携を行います。

【対象疾患】
・関節リウマチ・リウマチ性多発筋痛症・シェーグレン症候群・全身性エリテマトーデス・混合性結合組織病
・抗リン脂質抗体症候群・全身性強皮症・皮膚筋炎/ 多発性筋炎・乾癬性関節炎・強直性脊椎炎・反応性脊椎炎
・炎症性腸疾患による関節炎・SAPHO症候群・サルコイドーシス・再発性多発軟骨炎・血管炎症候群
・成人スティル病・ベーチェット病・IgG4 関連疾患・リウマチや膠原病による肺合併症
・膠原病性間質性肺炎、高尿酸血症(痛風)

【このような症状や異常があれば受診してください】
・ 朝のこわばり(手がにぎりにくい、起床後 30 分以上続く) 
・ 関節の腫れや痛み(ペットボトルを開けづらい、ドアノブが回しにくい、靴ひもが結び にくい、
  足の付け根が痛む、草 履を履いているような感覚が続いている)
・ 筋肉痛(朝起きると腕や太ももが痛くて起き上がることができない)
・ レイノー症状( 寒い時に手指が白色・紫色から赤色に変色する)
・ 眼や口の乾燥症状がひどい(ドライアイがひどくパンなど水分がないと飲み込めない)
・ 若い頃からの安静にしていてもよくならない腰痛、動いているとよくなる腰痛
・ 血液検査でリウマチ因子、抗 CCP 抗体、抗核抗体などの異常値 上記の症状かはっきりせず、
  何らかの症状がありリウマチ・膠原病疾患を心配されてい る方は、一度当科を受診してください。

医師紹介

山崎 聡士

リウマチ・膠原病内科主任部長

山崎 聡士

やまさき さとし

リウマチ・膠原病内科一般

医学博士、日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合内科専門医、日本リウマチ学会専門医・指導医
1994年卒

関節リウマチや膠原病は難治性の疾患として知られています。近年の治療の進捗によって、症状や検査異常が消失した「寛解」を達成する確率が高くなりましたが、この「寛解」を維持するためには、根気強く治療を継続して頂く必要があります。長期にわたる治療の中では様々なことが起こりますが、安全で効果的な治療を提供するとともに、優しさと誠実さを兼ね備えた診療を心がけて、地域診療に貢献して参ります。

大本 卓司

医長

大本 卓司

おおもと たくじ

リウマチ・膠原病内科一般

日本専門医機構認定内科専門医
2017年卒

丁寧な診療とわかりやすい説明を心がけています。何でもお気軽にご相談下さい。

小山 雅子

医師

小山 雅子

おやま まさこ

リウマチ・膠原病内科一般

2021年卒