院長挨拶
JR広島病院のホームページにアクセスいただき有難うございます。2023年4月よりJR広島病院院長に就任いたしました、田妻 進と申します。謹んで就任のご挨拶をさせていただきます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、JR広島病院は大正9年(1920年)に広島駅構内に開設された広島鉄道治療所を起点として昭和15年(1940年)に広島鉄道病院を開院して以降、戦時中の被爆や戦後の混乱期を乗り越えながら、通称“鉄道病院”として今日まで広島の地域住民のみなさまに寄り添ってまいりました。その間、昭和62年(1987年)の日本国有鉄道分割民営化に伴い西日本旅客鉄道株式会社広島支社広島鉄道病院となり、平成28年(2016年)には事業継承して現在の医療法人「JR広島病院」として新たなステージに歩を進めているところです。
JR広島病院は広島市東区に位置する総合病院として同地域住民の皆さまや医師会の先生方に信頼していただけるように地域医療への貢献に全力で努めております。また、広島駅から徒歩圏内にある利便性から県外からも多くの患者さんに受診していただいており、その多様なニーズにお応えできるように診療体制を整えております。
その構成として、総合内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、リウマチ・膠原病内科、脳神経内科など内科領域全般、一般外科、消化器外科、甲状腺外科、整形外科、眼科、皮膚科、産婦人科、泌尿器科、小児科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科、耳鼻咽喉科、病理診断科、人工透析外科、緩和ケア科、歯科口腔外科、精神科に加えて、温熱療法室、化学療法センター、人工透析センターを備えています。また、広島大学病院および広島がん高精度放射線治療センター (HIPRAC)と連携して高度がん治療に取り組む一方、予防・未病の観点から健診センターを充実させて人間ドック・生活習慣病予防検診・各種健康診断を実施しています。
JR広島病院は臨床研修指定病院として若手医師を中心に医療人育成にも注力しており、特に新人医師の研修(初期臨床研修)では広島大学病院との連携も行っています。
これからも地域の医療を守るために高度で質の高い医療を提供してまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2023年4月1日
医療法人 JR広島病院 院長 田妻 進