臨床研修のご案内

初期臨床研修パンフレット

教育研修部長よりごあいさつ

診療部臨床検査科主任部長兼務 中山宏文診療部臨床検査科
主任部長兼務
中山宏文

医学科卒業後の10年間をどのように過ごすかで皆さんの将来が決まります。人間性、技量及び学術等で優れた医師及び医療スタッフとの出会いを大切にしてほしい。初期研修の2年間は特に重要です。患者さんを中心として、医師及び医療スタッフとの共同を第一に、当院で深く広く学びましょう。プライマリ・ケアの修得とともに知識・技能を深めることも可能で、希望する診療科にて長期間すなわち、最長44週(約10か月)学べます。選択科目の決定、時期・期間はいずれも柔軟に対応します。院内では、ACLS、ICLS、JMECCなどのスキルセミナー、研修医向けのレクチャー、キャンサーボード、M&Mカンファレンス、CPCが定期的に開催され、たいへん教育的です。
ぜひ、当院での初期研修をご検討ください。

当院の特徴

  • 1. 広島市東区唯一の総合病院である。
  • 2. 中規模病院のため、各診療科間および各医療職間の垣根が低く、コミュニケーションがよい。
  • 3. がん、循環器、および運動器・感覚器疾患から近隣地域の2次救急医療まで担当している。
  • 4. いずれの診療科も広島大学の各医局との関連が深い。
  • 5. JR広島駅新幹線口から徒歩約5分に立地し、交通の便がよい。

研修プログラムの特徴

  • 1. いずれの診療科も、経験豊富なベテラン指導医がマンツーマンで指導します。
  • 2. 研修医の定員が少ないため、研修ローテーションや研修内容について可能な限り研修医の希望を反映します。
  • 3. 地域医療は、山﨑病院(広島市東区)、平戸市民病院(長崎大学病院へき地病院再生支援・教育機構(長崎県平戸市))、あるいは済生会呉病院(済生丸での離島巡回を含む)で行います。
  • 4. 健診センターを含む院内の全標榜診療科のうち希望する診療科を、最長44週(約10ヶ月)研修可能です。放射線治療では広島がん高精度放射線治療センター(HIPRAC)、救急では近森病院(高知県高知市)のER・救命救急センターなど、院外にも多様なプログラムを用意しています。
  • 5. 研修中に経験した患者さんの症例報告および集積された症例の解析等研究発表を奨励し、学術論文(欧文、和文)として投稿できるよう、懇切丁寧に指導します。

研修プログラムの特徴

研修プログラムの特徴

当院における後期研修について

当院は、以下の専門研修プログラムの連携施設です。
<対象プログラム>

  • ・ 広島大学病院専門医制度内科領域プログラム
  • ・ 県立広島病院内科専門研修プログラム
  • ・ 広島市民病院内科専門研修プログラム
  • 広島大学外科専門研修プログラム
  • ・ 広島大学整形外科専門研修プログラム
  • ・ 広島大学眼科専門研修プログラム
  • ・ 広島大学皮膚科専門研修プログラム
  • ・ 広島大学泌尿器科専門研修プログラム
  • ・ 広島大学放射線科専門研修プログラム
  • ・ 広島大学産婦人科研修プログラム
  • ・ 広島大学病理専門研修プログラム
  • ・ 広島大学病院総合診療専門研修プログラム